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研修コラム

【H&iの研修】研修ではファシリテーションを重視しています

H&innovation staff

 私たちのサイトにお越しいただきありがとうございます。

 私たちH&innovationの実施している研修は、講師のファシリテーション力を重視しています。今日は、このファシリテーション力についてご紹介します。

■ 知識の習得は、体験を通じて自ら考えることから始めます

 私たちは、効果的な研修を実施するために、どのようにすればいいのかをいつも考えております。参加人数や研修会場、また最近ではオンラインなのかリアルで行う集合研修なのか、など実施形態は常に変化しています。毎回の実施が常に変化しているのですから、伝え方も常に変化させています。
 伝える内容が同じでも、聞き手が変われば、伝え方も変わります。例えば、論理的に物事を整理するスキルとして、ロジカルシンキングを伝える時も受講者の理解度によって演習の実施時間ややり方は変化します。

 研修の多くは、いわゆるアクションラーニング(グループワークを通じて課題(現実のケース)を解決しながら様々ことを体験し内省していく手法)を活用します。参加者は、グループワークを通じて感じたことや経験したことを自身の振り返りを通じてスキルとして習得していきます。単に知識を一方的に伝えるのではなく、グループワークを通じて自ら発見していく、そんな研修スタイルを重視しています。このグループワークは、ただ話し合えば良いというものでもありません。課題を解決することを目標におきながら、思考を巡らせていきます。慣れている人ならうまくグループワークをまわせるかもしれませんが、限られた時間の中で効果的に運営していくためには、講師のファシリテーションスキルが重要になっていきます。

■ 研修講師としてのファシリテーションスキル

 ファシリテーションとは、簡単にいうと「場を活性化させるスキル」です。講師は、研修の「場」を創っていく人です。これは、集合型の研修でも、オンライン実施での研修でもなんら変わりません。大切なのは、研修に参加している方々の考えや言いたいことがしっかりと研修の場に出せている状態かということです。

 そのためには、まず参加者をリラックスさせることから始めます。研修の導入部分では、参加者に参加意識を高めてもらうような意識づけをおこなったり、緊張をときほぐすようなアイスブレイクを実施します。

 研修内容を伝える時は、参加者に話を振るのみならず、参加者それぞれが会話ができるように促します。また、演習を行っていただき、フィードバックを行う時にも参加者が受け入れやすいように「場」を創りながら伝えていきます。この講師が行うフィードバックは、講師によって差がつくところでもあります。

 私達は、研修参加者の意見や考えを大切にします。たとえ、それが回答として間違っている場合でも、なぜそう考えたのかといった相手のモノの見方をまずは確認します。物事は、ある方面から見れば正しくても、違う方面から見れば正しくなることはたくさんあります。参加者にもこの多角的な視点で物事を考えていただくためにも講師がまずは見本となるように実施しています。

■ 主役は常に参加者です。

 研修講師であるファシリテーターは、黒子です。研修で伝えるべきスキルはもちろんわかりやすく伝えます。しかし、スキルを教える先生とは違います。私達が考える研修講師は、参加者と一緒に課題を解決していくファシリテーターです。場をつくり、参加者の学習効果を最大限に導いていくのが主な役割です。その意味で、参加者が主役であり、研修の中心です。主役を光らせて、今後の活躍のヒントを掴み取っていただく。そして、研修の場のみならず、研修後の実務の場面で、習得したスキルを活用して、実務でも主役になっていただくことを願って研修を実施しています。


 

 今回は、私たちのファシリテーション型アクションラーニングについて、ご紹介させていただきました。参加者が主役となる研修を実施したい企業様、ぜひ気軽にお声かけください。

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